グレード制の意味
競馬用語集( グレード制 )
| 用語 |
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| グレード制 |
| 説明 |
重賞レースの位置づけを明確にするために創設された制度で、欧米にならい1984年から格付けされました。 「格」を表わす記号として「GRADE」の頭文字である「G」を使用して、GI、GII、GIIIの3グループに分類されています。 GIは競走体系上もっとも重要な意義をもつ根幹競走。 GIIはGIに次ぐ主要な競走で、GIの勝ち馬も比較的容易に出走できる内容をもった競走です。 また、GIIIについては、GI、GII以外の競走になります。 ちなみに、障害競走の格付けはJGI、JGII、JGIIIとして表記されます。 また、平成19年には、日本のパートI昇格に伴い、平地競走については、国際格付けを持つ競走をGI、GII、GIIIと表記し、それ以外の競走をJpnI、JpnII、JpnIIIと表記するようになりました。 |
関連用語
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| クラシックレース | 明け3歳馬により争われるGIの「桜花賞」「オークス(優駿牝馬)」「皐月賞」「日本ダービー(東京優駿)」「菊花賞」の5大レースのこと。 この5大レースはいずれも英国の1000ギニー、2000ギニ… |
| 口籠 | 馬の口につける籠のこと(リップネット)。 寝藁(ワラ)を食べたりする採食の異常な馬に使います。 食いのいい馬が定量以上に飼葉を食べるため、それを制限するために使う場合もあります。 … |
| クモズレ | 後肢の球節(蹄の上の方にくるぶしのように膨らんだところ)の下部にできる円形のむくれ傷のことで、ともずれとも。 これは馬場の砂などによって擦傷した外傷で、競走馬は後肢の踏み込みがいいため起こりや… |
| 癖馬 | 馬自体が何らかの癖を持っているという言葉ではなく、レースや調教でまともに走らない馬をこう呼んでいます。 ゲートで膠着して出ない馬、直線走路で内にササッたり、外にヨレたりする馬、またコーナーで外… |
| 首差し | 「首差しのいい(悪い)馬」などと言うように、首のつき具合、状態のこと。 競走馬の推進力は首の方向と密接な関係にあり、首のつき方や首の形は能力に大きく影響すると言われています。 また、太過… |
| 食い | 飼葉食いのことで、カイ食いとも言います。 単に「食いがいい(悪い)」という方が一般的です。 「食いが悪い」「食いが細い」「食いが上がる」などはカイ食いが順調でないことを言いますが、それぞ… |
| 鞍 | 馬の背中において、騎手や荷を乗せるための道具。 これに騎手の体重を加えたものが負担重量となります。 競走用の鞍は負担重量になるためごく小さなものが使用されています。 競走中に腹帯が… |
| 黒鹿毛 | 馬の毛色の一種。 被毛、長毛ともに黒色で濃度も濃く、おおむね馬体全体の3分の2以上に及びます。 眼の周囲、口辺、腋間、下腹及び股間などは帯褐色。 |
| グランドナショナル | 英国のエイントリー競馬場で行われる世界最大の障害レース。 距離は約7242メートル、その間に30の障害を飛越します。 中山大障害はこのグランドナショナルに範をとって作られたと言われていま… |
| 口取り | 競走の前にゲートに誘導したり、ゲート内で抑えるために口をとることも口取りと言いますが、一般的には勝った馬がウイナーズ・サークルあるいは馬場内で行う記念撮影のことを指します。 |
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